2008年10月16日木曜日

リボルビング払いの誘惑

最初は、男らしい料理の記録を備忘録的に書こうと思って作ったブログだったのだが。
次いで、ちょうど暇になって、それまであまり縁がなかったTSUTAYAの会員になりDVDを続けて見たから映画の感想を書こうと思い、映画より本の方がと読書感想文?を書き。

もう、普通にブログとして何でも書けばいいや、とね。




俺はクレジットカード万歳派だ。

使える限り積極的にカードを使う。コンビニやスーパーで数百円の買い物でも、カード払いだ。

理由はいくつかある。

・小銭が溜まったりしない。お釣りのこととか財布の中身とか考えなくていい。
・銀行に行ってお金を下ろす必要もない。
・ポイントも溜まる。

良いことずくめだ。

社会人になってから特にカード利用が増えている(コンビニやスーパーのサインレス対応が進んだのも要因だ)ので、年会費無料のセゾンカードで、今まで何万円分の商品券をもらったかわからん。

俺はセゾンにはビタ一文とて利益を与えていないと思う。なのに、便利な思いをして、尚且つ金券まで貰ってる。世の中には美味しい話というのもあるものだ。



さて、しかし実際には、セゾンだってボランティアで俺に便利を提供してくれているわけじゃない。


ことあるごとに、ご案内が届くのだ。

「大切なお客様へ」

「ゆとりのサービスを」

「ご利用ください。」

「計画的で無理のないお支払い方法です」

「やりくり自在の『リボ』をぜひご活用いただき」



とにかくリボルビング払いを使わせたくて仕方ないらしい。

一応説明しておくと、これは、月にいくら使っても、毎月同じ金額の請求が来る、つまり多く使った月の分が少なく使った月の請求に回されるという仕組みだが、ひらたく言えばローンみたいなものだ。当然、利子が付く。で、この利子こそがセゾンの利益だ。

だから、カード会社は執拗にリボを使わせようと、いかにリボが賢く計画的でゆとりを生むかを月に数回はDMなどで訴えてくるわけだ。

でもさあ。

多少出費がかさむ月があったからって、リボじゃないと払えないなんて時点で、人間として計画的じゃないしゆとりもないし、もちろん賢くもないし、やりくり上手でもないよなあ。どう考えても。本当に欺瞞だと思う。


で、結局、俺は今まで、学生の頃から10年以上クレジットカードを愛用しているが、「一括払い」以外の利用をしたことがない。一括払いには、一切の利子も手数料もないから、実際、俺は今までカード会社に1円も払ったことがない。年会費有料のカードも持ってないし。

なのに、今もまた2万円分くらいはポイントが貯まっている。

いやあ、くだらん甘言にさえ耳を貸さなければ、世の中にはうまい話も無いではないな。

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