2008年8月9日土曜日

スーパーカブ

なんとなく走り屋シーンの撮影場所が奥多摩周遊道路っぽく感じたのはたぶん気のせい。でも雰囲気は近い。
リアルにライダーな自分の経験で言うと、峠の駐車場にヒップホップ流して踊っている連中はいないと思う。最近はいるのか?まさかそんなことないだろう。4輪の走り屋風ギャラリーと二輪の走り屋がつるんでるのも奇妙。そういう話は知らない。結構、反発してるというより住み分けてるイメージがあるんだが。峠で最速を争っているのが、現代なのにNSR250RとCBR400RRと90年代初頭な雰囲気もまた微妙。脇役には結構大型もいるんだが・・・。

多くのマシンがノーマルマフラーで、リアル全開音でもないので、走行シーンの排気音が甚だ迫力不足。たまに効果音で補強してるが。

そういう数々のショボさ或いは非リアルさを発見しつつも、意外と引き付けられて見てしまった。大仰だけど複雑ではない単純な話でテンポがいいのかな。

バイク乗りが見ると突っ込みどころが増えてしまう一方、バイク乗りだから楽しめる部分もあるような。

結論を短く言うと、結構面白かった。

でも、スーパーカブを格好良く演出する部分は、もっともっと突き抜けて徹底的に神聖化するくらいでもよかったのでは・・・とも思う。

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